お兄ちゃんは悪魔サマ
少し強めの口調のお兄ちゃんにドクンと鼓動が高まる……
お兄ちゃんは軽々と私を持ち上げると、ベッドへと歩み寄り優しく私を横たえる。
運ばれてる少しの間、何だか恥ずかしくて逸らしていた視線をお兄ちゃんに向ける。
すると、真剣な眼差しのお兄ちゃんに視線を捕えられて目が離せなくなる……
「唯……」
お兄ちゃんが唯に覆い被さり、再びキスが与えられる。まるで体の奥の熱を引きずり出すような、甘く激しいキス。
「ん…ふっ……」
激しくなるにつれ耳に響く卑猥な音。恥ずかしさと共に体が熱くなる……
そんな私の状態を知ってか知らずか、お兄ちゃんは更なる刺激をもたらす。
いつの間にか服の中に潜り込んだお兄ちゃんの手は、胸の柔らかな膨らみをやんわり包み込み、指先でその頂を撫でるように動かす。
「ァんっ……んんっ…」
その間にもお兄ちゃんの顔は耳や首筋、肩に鎖骨……至るところにまた別の快感を散らす。
その動きのどれをとっても、とても大切に大切にされてるように感じた……