ぼくらの事情

まさか響生の一言で、絆に告白する勇気を与えてしまうとは……。



「こんなはずじゃなかったのにね……」



咲奈が呟いた一言に架は深く頷き、響生は大きな溜め息を零した。



誰一人として予想するコトの出来なかった展開に、三人はただただお互いの顔を見るばかりだった。
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