メソポタミアひろし

高校か大学だったか。
夢と思っていた、映画「マイノリティリポート」のような世界がもうすぐ現実になりそうですね。

でも…、今のテクノロジーったら、それどころじゃない。


最近では、『再生医療』といって、
人の細胞から臓器を作り出す技術も一部の器官では実用化されている模様。
周知のとおり臓器移植は可能な今、自分の細胞からできた臓器だから、拒絶反応もないときてる。

医学の進歩、ハンパない。

『再生医療』の話からそれるけど、一般公開していないだけで、実は人の遺伝子から人間複製（クローン）までできちゃう今、
オギャーした瞬間に細胞から複製を開始して、密かに育てておいた人間の臓器から取り出しちゃうという残酷卑劣なことも考えられる。

でも、そこは、神の領域だとかなんとか言い出す人がいるから、
天災や人災などで人類滅亡の危機とかにならない限り、
人間複製は大々的にやんないんだろうなぁ。


話を元に戻します。

『再生医療』がもたらす弊害について一つ懸念があります。


それは『老人がより長生きしてしまう』こと。


今後老化JAPANにとどまらず、不況であえいでいる中、諸外国でも少子国家が増えています。
一例を挙げれば、GDP世界に2位になった中国だって、一人っ子（おまえらSEXしすぎ…少し落ち着け）政策のおかげで、30年後にいびつな国民年齢分布になります。

まぁ、世界的に老人が増えるんです。

しかも、その老人ったら、たくさんの財を蓄えたまま、増え続けます。
使わず、経済流通に乗っからないので、もはや死に金です。
いいことない！

そんな老人がどこに金を使うのか…長生きに使います。

費用負担が高くても、再生医療を受けて、老人たちの臓器が若返ります。

より長生きしはじめます。

長老みたいな人が増えてきます。

すると、どうだろう。

シワッシワのナメック星人みたいな人だらけの星へと、地球は生まれ変わります。

年齢分布図が頭でっかちになっちゃうような世界になるんですね。


だから、


そういう医療は、６０歳以下の人間だけが受けることができようにしたらいいのにと思う次第なんです。