遊女と経営者の恋愛事情
抱く遊女から抱かれる遊女へ
「…い、いいの?」
「ああ。アイツと寄りを戻すつもりねぇんだろ?だったら、問題ねぇからな……まあ…結衣が嫌なら話しは別だが」
「……嫌じゃない………だって、早く働きたかったから…」
「………そうか。俺にはメイドも向いてる様に見えたけどな」
「あれは、無理矢理させられたから、仕方なくしてたの」
「フッ。そうか」
「…あの…私なら、大丈夫だから。話してくれてありがとう」
ニコッと微笑むと龍也さんの部屋を後にした。