遊女と経営者の恋愛事情

龍也さんの声を聞いてると
本当に安らぐ。


傍にいるって思うと
すごく居心地がいい。


心が温かくて。
頭がふわふわとして…。
何だろ……何も……考えられない…。




















「…ん…………?」


あれ…?


ここは……龍也さんの部屋…?


「爆睡してたな」


え?私、寝てたの?


頭がまだ働かないまま
自分の容姿を見てみると
ベッドのシーツに包まれていた。


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