遊女と経営者の恋愛事情

「ご、ごめんなさいっ」


「気にすんな。疲れてんだろ」


あのまま寝ちゃったんだ…。
龍也さん…ベッドまで運んでくれたんだね。


って…普通寝る?!
いくら居心地がいいからって
普通は寝たりしないよね?!


どうしよ…幻滅されたかな…。
神経の図太い女だって思われたかな。


どうしよう…。
寝てしまった事実は消せないよね。


…………穴があったら入りたい。


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