遊女と経営者の恋愛事情

お客様の待つ部屋へ入ると
そこには見た感じ恐らく
二十歳になったばかりぐらいの
若い青年が待っていた。


その青年は今で言うイケメンで
爽やかな感じが漂っている。


彼女の一人や二人ぐらい
いそうな青年がこんなぉ店に来るなんて
凄く珍しい。


「初めまして。彩です」


部屋へ入ると一礼をして
お客様の隣りへ座り微笑んだ。


相手は自分と同じ若くて
素敵な男性なのに…まだ気分が重たい。


これからする情事の事を思うと
心拍数が上がり手が熱くなって行く。


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