遊女と経営者の恋愛事情

「前へ進む勇気も必要だろ。過去は過去。大事なのはこれからだ」


この屋敷へ残る選択幕はあるのか…。
聞きたいけど……聞けない…。


元々私は…遊女をする為に
この屋敷へ来たんだから…。
遊女が出来ないなら…居る資格ないよね。


「遊女を辞めたって、選択まくはいくらでもあんだろ。ゆっくりでいいから考えて決めろ」


そう言うと部屋を出ようと
ドアへ向かう龍也さん。


考えなくても
私の中ではもう決まってる…。


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