遊女と経営者の恋愛事情
私の体は抱く価値すらないって事?!
それとも……男が好き…とか?
まさかね。
そんな訳ないよね。
じゃあ…何しに来たんだろ。
服を着ながら色々考えていたら
お客様は目の前に小切手とボールペンを差し出す。
「…何でしょうか?」
「あんた…自分に価値を付けるなら…いくらつける?」
「はい?…あ、あの……それはどう言う意味でしょうか…?」
「頭悪ぃ奴だな。あんたを買うから好きな額を書け」
あ〜そう言う………ええっ?!
私を買うって何??どういう事?