遊女と経営者の恋愛事情

「や、やめて……何してるのっ」


私が二人を止めようとした矢先
一樹さんの口から衝撃的な言葉が
飛び込んで来た…。


















「お前の親父のせいで…結衣の両親が死んだんだもんなぁ!!」


「…いい加減にしろっ!!」


バキッと鈍い音がすると共に
一樹さんは後ろへと吹っ飛んだ。


そのまま龍也さんは一樹さんの胸倉を掴むと
無理矢理部屋から引きずりだして
玄関の外へと出て行った。


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