遊女と経営者の恋愛事情
「………あんたみたいな女が、この店には必要だからだ」
今、一瞬言葉を詰まらせたよね?
本当にそれだけの為なの?
「この店に必要って……でも、あなたは私の事魅力ないって言いましたよね?」
「魅力なんかどーにでも何だろーが。女を磨けばいいだけの話しだ」
何か引っ掛かるなぁ…。
まあ、確かにそうなんだけど。
「だが、身体はどうにでもならないだろ?今更成長する訳でもねぇし」
男はベッドから立ち上がると
射抜く様な視線で私の目の前へと来る。