隣人~SideStory~
―輝―
琉羽はゆっくり口を開き…静かに話し始めた
「うん…ホントだょ
大学側からの推薦だからもぅ内定もらったょ
それがどぅかしたの?」
「何で!?絵の勉強ならオレの行く大学でもできるだろ!?」
ホントに県外に行くなんて
もぅ琉羽が隣りにいなくなるなんてイヤだ!!
「それはそぅだけど…その大学の先生がね…私の絵を高く評価してくれてるんだ
それに私もその大学に行きたいんだ」
琉羽の絵を高く評価してくれる先生…
琉羽自身が選んだ道…なんだ…