隣人~SideStory~ ―輝―




「輝…ホントに進学のコト言わなくてごめんね


でももぅ決めたコトだから…来年4月から私県外で頑張るから輝もサッカー元気で頑張ってね…


遠くでだけど応援してるから」










「…うん」






そばで応援して欲しかったょ…










「それじゃ…私、まだ勉強があるから…」





「…ごめん…急に押しかけて…じゃ…」









オレはもぅ何も言えなかった











琉羽は決めたんだ…





「バイバイ」







琉羽の部屋から出る間際琉羽が小さく呟いた





カチャンッ!








「バイバイ…」







ドアを閉めた後オレも小さく呟いた








それと同時になぜかわからないけど涙が零れ落ちた…















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