俺様は姫にゾッコン




その日の夜あたしは流也に電話した。





「もしもし」




「もしもし。どうだった?」





いきなりか・・・





「・・・・」





「どこか悪かったのか・・?」





急に流也が慌てだした。




「赤ちゃんできた」





「は?」







「まぢかよ・・」






えっ・・・?







「すぐ帰りたくなってしまったじゃねーかよ」






良かった・・




産んだらダメって言われるかと思った。





「ちゃんと仕事してきてね。パ~パ」






「おぅ」






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