NonStop★恋
「よ~い」
赤田に緊張が走る。
「どん!!」
誰にも比べ物にならない
くらいのスピードで、
彼はスタートをきった。
「がんばれー!うえだー!!」
気づけば自分が走る時より
応援に一生懸命になってた‥
無事に走り終えた赤田。
順位は良くも悪くもない
[3位]。
私はその瞬間、
何を思ったのか
「おつかれ!!」
本人の目の前で
そう口を開いていた‥
「うん!!
スタート地点って
きんちょうするね~」
いきなり話しかけた私に
赤田がこたえていた!!