愛しの魔王様!!~最強ヤンキーボーイvs最弱チキンガール~
「で。そのとある一日ってのは何なのよ?
私これでも生徒会の仕事とかあって忙しいんだけど」
「まぁまぁそうおっしゃらずに聞いて下さいよ!」
さっさと席を立とうとする凛ちゃんを慌てて引き止め、
そのとある一日…
というかここ最近繰り返され最早日常となってしまった出来事を話す。
その内容はというと。
まず、朝。
私は基本低血圧で寝起きはめっちゃテンションが低い。
そのため前までは自分でなんてとても起きられず、毎日のようにお母さんに起こされていた。
そう、【前までは】。
ハァアアイここ重要!
それはかなり重要な問題だ、下手すれば私の命に関わるほどの。
「いくらなんでも大袈裟だろ~」って思う人もいるかも知れない。が、決して大袈裟なんかではない。