愛しの魔王様!!~最強ヤンキーボーイvs最弱チキンガール~
「もう本当にあの人何がしたいの!?私をその威圧感で消し去りたいの!?」
「まぁ確かに、昼休みまで来るってのは予想外だったわね」
そう!学校の行きかえりはまだ良しとしよう、いや良くはないけど!
でも何で昼までここにいらっしゃるんだ!!
昼食くらい平和に食べさせて下さい、
こっちは傍にいるだけで神経擦り減ってるんですよ!
まぁこんなこと例え生まれ変わって新しい人生を歩んだとしても言えるわけがないけどね!(チキン)
そんなふうに心の中で文句を言っていると、携帯がメールの受信を告げる。
メールがきたような気がしなくもな~い♪
「どっちだよ!?てか何今の着メロ!?キモッ!!」
「キモって。おもしろくない?地味に気に入ってるんだよね、優柔不断な感じが(笑)」
「ゴメン今私本気であんたに壁を感じた」
凛ちゃんがドン引きした目で私を見てくる。
いいじゃん、【メールがきたような気がしなくもな~い♪】。
私これ始めて聞いた時ある意味凄い衝撃を受けましたよ!!そして即効着信音に設定。(変人)