愛しの魔王様!!~最強ヤンキーボーイvs最弱チキンガール~
「ん~?どうしよっかな。」
そう言いながらも離れる気配皆無のレッドさん。
なんか私の髪を弄りだしましたよ、心底暑苦しいんですけど。
「いや、てか和花チャン鈍くね?」
「てめぇが魔王の彼女って時点でそう簡単に逃がすわけねえだろ馬鹿が」
「こら青、女の子相手に馬鹿とか言わない!和花ちゃんごめんね、この馬鹿が変なこと言って」
「…赤松、どうする?」
上からイエローさん、ヤギさん、ピンクさん、グリーンさんのお言葉。
なんかピンクさんがヤギさんの母親っぽく見えてくる…幻覚?
「ちょっと待てやゴラァッ!何でこの後に及んで俺だけヤギッ!?流れ的にブルーでいいだろうがッ!!」
「ヒイィッ!?心の声を読まないで下さいッ!!」
ヤギさんの絶叫系ツッコミ。
普段凛ちゃんの冷静系ツッコミしか受けないからちょっと新鮮。(冷静なわりにめちゃくちゃ痛いんだけどね)