愛しの魔王様!!~最強ヤンキーボーイvs最弱チキンガール~
そう言って凛ちゃんを見ると、凛ちゃんは口をあんぐり開けて私を凝視していた。
…美少女が何て顔をするのッ!!
でもそんな顔しててもやっぱり綺麗な貴方が心底羨ましいです(泣)!!
「あんた達…まさかまだ何にもしてないわけ!?もう付き合って一ヶ月以上経ってるでしょ!?」
「え、うんしてないよ。てか一ヶ月でそんなに事が進むわけ…「甘いわぁぁあああ!!」ハイィッ!?」
突然叫びだす凛ちゃん。ちょ、キャラ見失ってるってッ!!
「何!?あんた達いつの時代のカップルよ!?昭和!?ハァアイ違いますHE・I・SE・I!!分かる!?平成!!そんな甘い考えじゃこの世の中渡っていけません!!」
そう言って私の肩をグワシッと掴みもの凄い勢いで揺さぶる女王様。
やばいやばいやばい脳みそシェイクされてる、何かマジで気持ち悪くなってきたよどうしようオウェッ!!
「ちょ、凛ちゃん落ち着いて!だからきっとあの御方にとって私は恋愛対象じゃな…「そんなわけないでしょうこの愚民がッ!ハイそこ正座!!」
また台詞渡られたよッ!何で私の周りにはこんな人しかいないんだ!
女王に魔王に悪魔だよ!?何このドS集団!何プレイッ!?