この想いを君に…2
むっちゃんは再び泣いて下を向いた。



あ…これって。

逆効果?



しばらく、黙って抱きしめた。



…やっぱり、ショック大きいよな。

大阪に帰る事さえなければ。

俺はずっと門真さんの店で働いて。

たまにレース関連の仕事をして。

チームのメカとしてむっちゃんに付いて。

むっちゃんの傍にいる事が出来たのに。



今回は金と交換のような形で。

俺は戻るから。
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