初彼 -ハツカレ-
電車は走り出した。
しばらく、無言だった。
っていうか、ずっと。
電車がガタンガタンと揺れる。
「??」
――――コテンッ
「―――ッッッ//////」
ぶぶぶぶ部長の頭がぁあぁぁああ//////
ああああああたしの肩にぃい!!
部長の、あたまがあたしの肩にある。
部長は何もしないでそのまま。
何でかなって思うと、
部長は寝ていた。
「ぁ///;;」
あたしは肩に力を入れて、
部長が落ちないようにじっとした。