初彼 -ハツカレ-
部屋に入ってベットにダイブすると、
体の力が抜けて気持ちいい。
鞄から携帯を出すと、
飛希から電話があった。
電話をかけ直すと、
すぐに電話に出た。
『今家?』
「? うん。」
『じゃぁさぁ、今日泊まんない??』
「え?」
『いろいろ聞かせてよ♪
それに明日楽じゃん??』
「いいの??」
『あたしん家は大歓迎♪』
「じゃぁ行こうかな♪」
春休み以来だぁ♪
飛希のおばさんの料理、
おいしいんだよね♪
あたしは鞄に荷物を入れてお母さんに言って家を出た。
飛希の家までそんなに遠くないし、
昔からの付き合いで親も仲がいいしね♪
両親も飛希の家って言えば安心するし。
そんな関係なんだよね♪