最後の恋。
そこまで、私の事…。「分かった。両親に伝えとくね。」 「お願いします。」山道を大分登った。「着きましたよ。降りよう。」降りて少し歩くと、私の目に映ったのは、小さくキラキラ輝くネオンがとても綺麗で、それはまるで宝石をちりばめた様な輝き。それを私と雄介の二人が独占してる。 「キレイ…。」そう呟くと「でしょ?何時間いても飽きないですよ。此処。」さりげなく私の肩を抱いた。ただそれだけなのに、ドキドキが止まらないのは、二人きりだから? 綺麗な夜景を見てるせい?「ねぇ、キスしない?」私の耳元で囁いてきた。「う…ん。」そう言って今井雄介を見ると、いつもの笑顔が消えて、真剣な顔で私をみてた。心臓の音が煩い…。そっと暖かい唇が触れた…。