最後の恋。
雄介君に導かれるまま、部屋に入ると雄介君の匂いのするシーツに雄介君の匂いのする枕。この部屋には、雄介君がいっぱい詰まってる。 細いわりに筋肉が付いた身体、骨ばったゴツゴツした手が私を触る。時々合う視線は、普段とは全然違う優しい眼差し。そんな今井雄介総てに酔いしれた。
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