最後の恋。
「ちょっ…何でそれ待ち受け?マズイんじゃないの?その写メ。」真っ赤になった私はあたふたとしてしまった。「何で?別に俺アイドルじゃないし。この写メ気にいってるんですよね。」ニコッと笑って「じゃあ俺、これからドラマなんで。お疲れ様ッス。お先。」えぇぇ!!何で?何で?何でぇぇ!? どうしてあの写メが待ち受け!?いくらなんでも、ヤバイでしょ~!誰かに見られたらどうするの?いや、待てよ?そういやあ、私のファンだって言ってたっけ?憧れの人と撮っちゃいましたってヤツ!?そうだよ、そうだよ。何、うろたえてんの私!恥ずかしいぞっ! その時はまだ何も知らず、お気楽に飲みに行った。