BLACKSTONES



「…助から…ないんだよな…?」

『…まだわからない。あたしも全力をつくす。また電話する。』

ミキはそう言い電話を切った。 

「リタ……」

「……っ何なんだよ…!!ワケわかんねえよ……―」

その時、警報が鳴り、奥にいたナルとミントがコートを羽織り、俺たちのところへ来た。 

「敵よ!!戦う?」

「――俺とミントは戦おう。おまえらは隠れろ。…大丈夫だ。死んだりしないさ…ミキもいる」


「そんな…「ナルを守りたいならこうするしかない!……秘密基地はかならず見つからない。だから大丈夫だ」


ミントとルカは、俺達を置いて戦いに行った。 



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