BLACKSTONES
だから………?
だからこんなご馳走をわざわざレシピ見て………
このペンダントもわざわざ作ってくれて………
「…ありがとう…みんな」
「いいえ♪」
あたしの答えは一つだけ…
ここがあたしの居場所。
その日の夜中、あたしはまたコートを羽織りアジトに向かう。ちゃんと武器を持って………。
「…来たか」
ゾーンはすでにいた。あたしはフードを脱ぐことなく話す。
「…あたしはハート。いくら偽物の人間だって、造られた人間だって……あたしは…ハートだから!」
あたしは武器を構えた。
「…なら力ずくでお前を奪うしかないらしい」
ゾーンは一度目を閉じて、そして開いた。
炎の目をしている……