BLACKSTONES

炎の男




「…みんな大変よ!!ナルがいないの!」



ミントがそう言い、俺達は急いで探したが、夜になってもナルがかえってくる事はなかった…――――


そのころミキが外周辺を探していた。

ミキは敵のアジトの近くの空き家を見つけて、空き家に入る。

すると空き家には、横たわるナルがいた。ミキは急いでナルを運んだ。






「―――…どうゆうこった…まさかナルが敵と絡んでたのかよ!!「リタ!!!絡んでたなら倒れてるわけがない」


ルカが怒るリタの手をつかんだ。リタはルカの手を無理矢理離し、ナルの寝顔を見た。


「…なんで一人で…」


リタはぐっと拳を握りしめて、歯をくいしばった。





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