BLACKSTONES



ルカはよく考えた。嘘かもしれないからだ。だいたいナルには…

「ナルには家族だっているんだ」

「拾い親に決まってるじゃない。リタの父親が捨てたのよ。ナルを…リタが消えないようにね」


―――拾い親………。



「ルカ!!大丈夫か!」


ルカとミルのもとに、ミントを運んだリタが来た。


「ミント…!!」

「ルカ、何もされなかったか?」

「俺なら大丈夫だ。…ミル、素敵な情報ありがとな。俺は信じないがな」


ルカはそう言いワープを作り、三人で帰った。


「…あらら、本当だっつうの。」




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