空が泣いた日



──────


───……




…あれ?




お父さん?お母さんも!!




どうしたの?




なによ-。




笑ってるだけじゃ
分かんないじゃん!!




ふふっ。なんか変なの!




えっ?私?




私は…もちろん"幸せ"だよ──…






「──さん。千晶紀さん。」



目を開けるとそこには
優しく微笑む沖田がいた。



外を見るとすでに
日は落ちて真っ暗だ。



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