空が泣いた日



慌てて沖田から身を離す千晶紀に、
何を今更、と笑う沖田。




その様子を見る土方の瞳は
少し荒れ気味だ。




が、そのことに気づくのは
土方も含め誰もいなかった。




「それで…千晶紀さん
女中の仕事やってくれますよね?」



「はい!もちろん!」






昨日の雨が嘘のような綺麗な星空。



星の明かりが三人を照らす。



千晶紀を優しく見守るように、
星が静かに瞬いた。



.
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