カクレンボ・・・
「しかし、こんなにも皆バタバタ
私がその首輪の作動するボタンを
押すのは簡単だが、それでは芸がないと
思わないかい??
だから私は、考えた・・・
最後の一人を外に出そうと・・・。」
山本は・・・
「最後の一人をどうやって決めるんだ?」
と男に質問をぶつけた。
「あぁ、そうでね・・じゃあ・・・
皆で{カクレンボ}をして貰おうか・・・?」
男は、そう言った・・・
私は・・・
「・・・・かくれんぼ??」
っと、初めて面と向かって言った・・・。
そしたら、男は・・・・
「そぅかくれんぼ・・・命を賭けたね・・・」
いままで、黙っていたクラスの男子が
「じ・じゃあ誰が鬼すんだよ・・・・」
っとはじめて呟いた・・・
「鬼は、こちらに用意してあるから
大丈夫だ隠れるところはこの階好きに使って
くれ・・・」
「でも、首輪が!!」
こんどは、クラスの女子が男に講義した・・
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