君を想う。
私と真由は荷物を教室において美術室の隣の階段にいた。

「じゃぁ私はここで待ってるから頑張ってきてね・・・」

「うん。ありがとう!頑張ってくるね。」

真由は美術室の前の廊下で待っててくれるって。

少し安心した。


私は告白する場所に行った。

橋本はまだ来てない。

よかった。

少しだけ心の準備ができる。

私はドキドキしてきた。

手が震えてる・・・


「こっちに来て。」

・・・この声はたかちゃん。

「はいはい。」

橋本だ・・・

たかちゃんと橋本が私の前に来た。


「石田、後は頑張れよ。」

そう言ってたかちゃんは帰って行った。

橋本は何のこと??と首をかしげている。





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