君を想う。
時は過ぎ放課後。

真由に事情を話すと

「残るよ!私も気になるし!!」

そう言ってくれた。

みんながいなくなるのを雅ちゃんと真由と私で待った。

みんなが帰った後、教室に残っている私たち3人を見て


「早く帰りなさいよ~。」

担任の先生がそう言って教室を出て行った。


「雅ちゃん、説明してくれる?」

そう言ったのは真由だった。


「石田、本当に話していいか?」


「うん。いいよ。」

泣くかもしれない。

でもいいんだ・・

知りたいんだ・・事実を・・


「昨日な、塾で橋本が俺に言ってきたんだ。」

雅ちゃんが話し始めた。



< 141 / 205 >

この作品をシェア

pagetop