君を想う。
家に帰って制服のままベッドに寝そべった。

そのままずっと泣いた。


もう叶わない恋なのかな・・

もう諦めなきゃいけないのかな・・

もう好きでいたらいけないのかな・・


私は起き上がってたかちゃんにメールした。


『たかちゃん・・
私、もう橋本のこと諦めるね。』


そうメールした。

本当はさ、諦めたくないよ・・

でも、心のどこかに

『私が好きになった橋本じゃない』

そう思ってる自分がいる。


数分後メールが返ってきた。

『諦めるってどういうことだよ?』

たかちゃんに今日の放課後のことを教えた。

メールを打っているとき私の目からまた涙が溢れた。



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