君を想う。
最終章

ありがとう。そしてバイバイ。

私は走って橋本のところに行った。

「橋本・・!!」

「あっ・・石田・・」

橋本はよっ。と言って手を挙げた。

その仕草も好きだよ・・

私の心はそう言っていた。


「「あのさ・・」」

2人の声がかぶった。

「ごめん・・」

「ううん・・」

少し気まずい空気が流れた。


「橋本から言っていいよ。」

「いや・・お前から言えよ。」

「うん・・あのさ、私ね、ずっとずっと橋本のこと好きだったよ?」

橋本に伝えた。

橋本は下を向いた。

多分、私が返事を聞きに来たって思ってるのかな?

忘れてないって思ってのかな?



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