君を想う。
橋本はひどい人だって思った。

私が好きになった人はこんなにひどい人じゃないって思った。

だけど違った。

橋本は優しかった。

私が好きになった橋本はこんなに優しい人だったんだね。


「私さ、雅ちゃんやたかちゃんに聞いた時、橋本ってひどい人だって思った。でも、今本当にこと聞いた時、優しいなって思った。」

「当たり前だろ?俺、優しいもん。」

橋本はニコって笑った。

笑ってくれた・・

最後に見れてよかった・・

「なんで自分で言うの~?」

「あははっ。」

2人で笑いあった。

最後に素敵な思い出ができたよ。

「はぁ~すっきりした!!橋本ありがとう!!」

「ごめんな。めちゃくちゃお前のこと傷つけて・・」

「いいの!これも青春だから!!」

そうだよ・・

これも青春の1ページなんだ



< 187 / 205 >

この作品をシェア

pagetop