君を想う。
「雅ちゃん~・・」

雅ちゃんは気持ちよさそうに寝ている。


寝顔可愛い・・・


「中村くん起きなさい~!!」

1番後ろの席でも先生にバレた。


「起きてます~!!ちょっと伏せてただけです♪」

嘘だぁ~・・

寝てたくせに・・・


「やっぱバレちゃったな。」

雅ちゃんがそう言った。


「だから言ったじゃん。怒られるよって・・」


「いいの。気にしない!!」

そう言って雅ちゃんはにこっと笑う。


本当可愛いなぁ・・


弟にしたいくらい・・・


雅ちゃん見てたら私まで眠くなってきた。


ふぁ~・・・


ふと空を見る。


綺麗だなぁ・・


私は空を見るのが大好きだから窓に近い席でよかったなぁって思った。



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