哀しきこと…

「ひろねえちゃ〜〜ん♪」


紘伽をみるやいなや、光一は首にしがみついた。


「わかった!!わかったから♪」


笑いながら光一を膝に抱き直し、くすぐり攻撃をする。


「キャハハ〜〜♪」


「爽佳、紘伽、あんたたち出店がもう始まってよ」


母が汗を拭き拭き、歩いて来る。


「光一、お祭り 行こうか!」


「うん♪」


三人は出かける用意をして、神社へと向かった。


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