中学生、前線模様。
「うざイんだよ」
耳元で囁く、怜奈。
正直、面白いと思っている自分が居た。
あたしは、自分が自分で怖くなった。
あたしってこんな………こんな人だったのかと
自分で思った。
そして、楽しめるのはいじめる相手が他人だからという事実を知ることになるのは
マコが怜奈の“お気に入り”から外された時であった。
グループなんて、所詮、リーダーのお気に入りを集めたものだ。
だからあたしはグループ内の人は虐められるわけがないと思っていた。
そんなこと思っているのは、あたしだけだったんだけどね??
本当に免疫無かったんだなぁ
なんて、今は思う。
…-本当は、一番危険な位置だった。
グループ内の人間っていうのは。
耳元で囁く、怜奈。
正直、面白いと思っている自分が居た。
あたしは、自分が自分で怖くなった。
あたしってこんな………こんな人だったのかと
自分で思った。
そして、楽しめるのはいじめる相手が他人だからという事実を知ることになるのは
マコが怜奈の“お気に入り”から外された時であった。
グループなんて、所詮、リーダーのお気に入りを集めたものだ。
だからあたしはグループ内の人は虐められるわけがないと思っていた。
そんなこと思っているのは、あたしだけだったんだけどね??
本当に免疫無かったんだなぁ
なんて、今は思う。
…-本当は、一番危険な位置だった。
グループ内の人間っていうのは。