そら-極道ですが何か!?-
夕兎は一瞬、眼を見開いたがすぐに慧斗を抱きしめた。
強く、壊れてしまいそうなほど強く。
そして、貪るように、啄むようにキスをする。
「…っ、…っは…、…んっ」
慧斗と夕兎は長くて短いキスをした。
夕兎が慧斗を押し倒すと
「夕兎ダメだょ。想いもキスも今のでおしまい」
「やだ。やだよ」
「夕兎。そういってくれるだけであたしはィィ」
「…俺はそれだけじゃ嫌だょ」
夕兎は慧斗を抱きしめ、チュッとキスをする。
何度も何度も。
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