そら-極道ですが何か!?-


それからは、学校の話しとかどこのお店がおいしいとか、当たり障りのない話をして時間を過ごした。



暫くして、夕兎がやってきた。

「…失礼します。
慧斗様のお部屋を作らせていただきました。
…ご案内致します」

なんとなく俺もついていった。

…びびった…
慧斗の部屋、俺の隣なんだもん。

「…奏真様。私はこれで下がりますので後、よろしくお願いします」

夕兎のやつ…

「…とりあえず、俺隣の部屋だからわからないこと、あったら聞いて」

「うん。ありがとう。
……後で宿題持ってっていい?」

「おう」

俺が宿題なんてって自分で笑える。


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