そら-極道ですが何か!?-
「…私が、これから話す事は内密にお願いします。
…実は、次期当主として、統率力及びこれからの組の筋路を学ばせて戴きたく…噂では、法に触れることはしないと聞きましたので…」
話終えると、
「気に入った。良いだろう。…奏真、組について教えてあげなさい。よければ、気のすむまでここで暮らすといい」
「ありがとうございます」
「俺は、琳果攸真という。息子の奏真だ」
「…よろしく」
…適当だなぁ。オィ!!…
おじさんは仕事にいき、部下に部屋を用意させてくれた。
その間、おに-さんと二人きり…なんの話しよ…
考えていると、向こうからはなしかけてきた。
どうやら、同い年で同じ学校に通っていることを知らなかったらしい。
…私も親父に聞くまで知らなかったケド…
「敬語要らない」
この言葉を聞いた瞬間、素に戻ることにした。
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