そら-極道ですが何か!?-
4人並んで道を歩く。
「なんか…今ドラマのワンシーンみたぃ…」
慧斗が呟いた。
「確かに。…ドラマみたいにこの先ハッピーエンドになるかは全くわかんねぇケドな」
奏真が笑った。
「まぁ…一秒先の事だってわからないですからね…
石ころに躓いて打ちどころ悪くポックリ逝っちゃうかもしれないし…わからないっすカラねぇ…」
夕兎はのほほんと言った。
「……どこの老師ですか‥全く…」
芙月が大きく溜め息を吐く。
「…老師って…俺まだそんな年とってないんですけど!!」
夕兎がムキになると、慧斗と奏真は笑い、芙月は勝ち誇った顔をした。
「……なんか、ィィね」
「……そうだな」
慧斗と奏真は微笑んだ。それに対して芙月と夕兎は首を傾げる。
「…和むなぁ…」
「ぅん。安心する」
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