そら-極道ですが何か!?-
廊下にでて慧斗にTELすると、慧斗はTELにでなかった。
困った奏真はふと庭にでて空を見上げた。
すると、屋根に慧斗の後ろ姿があった。
奏真は慌てて屋根に登った。
「…け〜いと!!」
ストンと慧斗の隣に奏真が座る。
「……空は蒼いねぇ……」
「…どした?」
「ん〜?なんかさぁ、空はいつでも大きいじゃん?太陽は導をてらし、月は皆を見守る」
「壮大だねぇ。なんか老師みたいだな…」
「…まぁ、本のうけうりだから…」
「そうか…」
「例えば、バイバイしたくない人がいて、だけど、その人は自分のそばから離れると幸せを掴める…どうしたら、ィィのかなぁ…」
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