そら-極道ですが何か!?-


玄関につくと、

「気をつけてな。夕兎は俺に任しとけ

夜には帰っておいで」

「わかった。行ってくるね」
慧斗は漣と洸をつれ、でていった。

漣「お嬢、どこ行くんですか」

「ん〜、ちょっと家に〜」

漣「マジっすか…?」

「うん。まぢ」

洸「何かあったんですか?」
「まぁね」

洸「大丈夫ですか?頬…」

「えっ?」

立ち止まり洸の方を向く。
洸「ここ切れてますよ」

口の端を触る。

漣「痛そう」

漣も覗き込む。

「大丈夫。大丈夫。こんくらい、余裕!!」

洸「そうですか、ならィィですが…」


それから、車で家まで行き、駐車場に車をおき、門を開ける。

「おかえり。親父、待ってるよ。
そちらの方達は俺が案内するから!」

「ありがと。洸、漣。彼、春眞の後ついてって待っててくれる?」

漣「はぁい」

洸「わかりました」

春眞「こちらへどうぞ」


慧斗は玄関に靴を脱ぎ散らかし親父の待つ部屋に向かう。


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