そら-極道ですが何か!?-


まず、穣が殴り飛ばす。

最後の締めに慧斗に渡る。
「…お前、自分のしたことがわかっているのか?

最悪、数多の犠牲を払うところだったんだぞ。

…今回は夕兎が無事だったけど、死んでいたかもしれない。お前のとった行動がその後、どう続くのか考えて行動しろ」

胸倉を掴み、耳元で呟く様に話す慧斗は端からみる者でも迫力があった。
犯人は半端なく、恐ろしい思いをしているだろう。

実際、顔は青く、涙目。なおかつ、震え始めた。


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