そら-極道ですが何か!?-
ぶっ飛ばしてやろうかと思ったが、止めた。親父には勝てない…。
「…じゃあ、よろしく。
…春眞〜春眞〜」
春眞を呼ぶ親父。
春眞がくると、
「春眞、こいつ虎琳組連れてって捨ててきて」
「…はい!?」
素っ頓狂な声をだす、春眞。そりゃそうだろう。来ていきなり敵対する組に捨ててこいなんて言われりゃ驚くだろう。
「…いや、ちょっと慧斗に仕事をやってもらおうと思って。だから、虎琳組に連れて行ってほしかったの。
わかってると思うけど、慧斗。トップシークレットだから」
親父は春眞の頭を撫で、でていった。
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