ぱちってますか?
美保が指差した先には、1人の老婆が台に向かって一心に手を合わせてる。
「みんな、陰では念仏ばぁさんって呼んでるだけどさ。毎日くるばぁさんで、ああして、リーチ掛かると拝むのよ。まぁ年寄りだから朝一で来るけど4時には帰るからね。あっ、それとあっちで格好付けて打ってる男いるだろ、そうそう、ボルサリーノ被ってスーツの男。奴は葉巻って呼ばれてるよ。何考えてるのかわからないけど、ほらほら葉巻吸い出した!馬鹿だね。こんな店内で煙草ならまだしも葉巻吸うとは…
だから知ってる人間は奴の近くでは打たないんだよ。ほかにもまだまだ常連で面白い奴らいるよ。」
「美保さん?その人達は皆さんプロ何ですか?」
「はっはは!プロなもんかい。いつも負けてんじゃないの?この店でプロってのは…あっ、居た!いつも箱積んでる女が!あたしゃ店のサクラじゃないかと思うけど。」
「みんな、陰では念仏ばぁさんって呼んでるだけどさ。毎日くるばぁさんで、ああして、リーチ掛かると拝むのよ。まぁ年寄りだから朝一で来るけど4時には帰るからね。あっ、それとあっちで格好付けて打ってる男いるだろ、そうそう、ボルサリーノ被ってスーツの男。奴は葉巻って呼ばれてるよ。何考えてるのかわからないけど、ほらほら葉巻吸い出した!馬鹿だね。こんな店内で煙草ならまだしも葉巻吸うとは…
だから知ってる人間は奴の近くでは打たないんだよ。ほかにもまだまだ常連で面白い奴らいるよ。」
「美保さん?その人達は皆さんプロ何ですか?」
「はっはは!プロなもんかい。いつも負けてんじゃないの?この店でプロってのは…あっ、居た!いつも箱積んでる女が!あたしゃ店のサクラじゃないかと思うけど。」