ぱちってますか?
「ならいいけど…あっ私の確変終わったから、その当たり終わったら交換しよう。」


「交換?取り替えっこ?」


「バカね!お金に変えるの。」


「えっ!この銀の玉がお金になるの?」

「ほんとに何も知らないのね。まぁいいわ、止めるわよ。あっナオは、後100回まわしてね。その間は玉減らさず打てるから。」


「…?そうなんだ…?」
言われるままに、100回打ち終わり、ミキに言われるまま店員を呼び玉を流す。
レシートを受け取り景品カウンターに向かう2人。
おずおずとレシートをカウンター嬢に差し出すナオ。
レシートと交換に特殊景品が差し出される。


「あ、あの~、こんなんじゃなくお金貰えるって聞いたんですけど…」
ナオが女店員に聞く。


「馬鹿!ナオ!いいからそれ貰ってこっちにおいで。」
慌ててミキが言う。

ミキに引っ張られるように店の外に出る。ミキに付いて行くと小さな出窓があるような建物に着いた。その小さな窓のような所に先程の特殊景品を差し入れるミキ。
引換に現金が差し出される。


「はい!ナオの分」五千円が差し出される。
「あの店等価だからね。私3万勝ったから焼き肉奢るよ!」

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